本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2010年3月13日土曜日

過敏

世の中には、こんなにもたくさんの関連付けされるものがありましたっけ?

しかも、ここ最近という短時間の間にです。
私の脳、感じすぎです。
もっとのんびり生きたいです。
脳が過敏すぎて、心と身体がついていかない気がしています。

先日、たまたま稲盛和夫の「働き方」という本を購入しました。
うすうす感じていましたが、著者の本が流行っていますね~。
今回は流行っているから試しに買ったのではなく、本屋さんでパラパラ眺めたら「熱いなぁ」と思ったので買いました。
実は、家に帰ってゆっくり目にパラパラ読んだら気が変わりました。
う~ん、理想論っぽくて実際の役に立つのかなぁ~微妙~っと思いました。

そんな時は予想通り、読み始めることができませんでした。。。
時間がたったある日、ある講座に出かけました。
読んでいない本を持って来いということで、MOTTAINAI との思いでこの本を持って出かけました。
結局、まだこの本を読んでいませんが、講座の中で必要に駆られて局所的に読みました。
う~ん、やっぱり理想のお話だなぁ~、実際会社で実行できるの?精神論でやるの?でも読むと熱くなるからいいかもね、と思いました。

それから数日後、コラムに出ました。。。
「働き方」ではなく「生き方」という本についてです。(想像ですが内容は近いのではないでしょうか)
興味深いのは、コラムのテーマが「何故働くのだろう」ということです。
私が「何で働くんだ?」と悩んでいる時に買った「働き方」に対して、コラム著者も同じ悩みで「生き方」を読んだという点です。
日本全国、みんな、同じようなことを悩み、同じような本を読んでいる。
『CHAOS UK』の曲が全て同じことと関連付けた私の脳。。。

コラムの中で面白かったもう一つのことは、本との出会いの場面です。
著者は通勤電車の中で中年男性が読んでいた新聞広告が目にとまり、タイトルがズシンと来て、何かあるという直感で本屋にダッシュしたとあります。
何となく気持ちが分かります。
ちょっと違うのは、著者にとってその本は、一目惚れは大正解、今の私に働く理由の答えを鮮やかに提示してくれたそうです。
私はまだしっかり読んでいませんが、そこまでではなかった。

労働は修行だ。
本書に刻まれている確かな重みのある言葉の数々が、モヤのかかった私の心に一筋の光として差し込む。
心は晴れた。生きている限り自分の成長を止めたくない。だから今日も働こう。
と締めくくっています。
羨ましいです。心が晴れることが大切と思います。
心の晴らし方が人によって異なるので全国共通!とは言えない所が楽しみでもあると思います。

ある時、ふと「働き方」を読み返し、大変なことが起きるかもしれない。
本の面白い一面です。

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