本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2010年3月13日土曜日

のりちゃん

海苔と私の関連性について思い起こしてみます。

まずは、タイトルにも挙げましたが「のりちゃん」です。
幼い頃、同じ町内の姉の親友・幼なじみの筆頭のお方です。
私が恥ずかしがり屋だったので、私がおしゃべりした記憶はほとんどありません。
でも、毎日のように会っていました、というか近くにいました。
ちなみに、私の幼なじみ、というか常時一緒にいたともだちは「よっちゃん」です。
今どこにいるのか、元気にしているのか、全く知りません。

その次は、大した関係ではないのですが、会社のNORIさんです。
たまたま、現在近くにいると言うだけです。
変わった人です。

第三位は、海苔です。
しかし、この海苔は細かく分けた方がいい、と言いますか分けなければならない環境で育ちました。
どっちにしようか、悩ましいですが、「味付け海苔」にします!
子供の頃の食卓、すなわち、お母さんのセッティングはご飯のお供が豊富でした。
その中で味付け海苔は私にとって上位です。
直に教わった記憶がなく、今とても寂しいのですが、あの短冊状の味付け海苔を三等分して小皿におき、醤油に『すった生姜』をいれて味付け海苔をつけてご飯に載せます。
生姜醤油へのつけ方は、さっとタイプとべっちょりタイプを織り交ぜます。

悩んだ第4位は、焼き海苔です。
たまに登場する強打者で、板状の海苔を火であぶり、一口サイズにちぎったものが小皿におかれます。もちろん『生姜醤油』です。
最近東京暮らしで思い始めたのは、生姜醤油ってあまり聞かないなぁと。

第5位は、「ご飯ですよ」タイプです。
今でも、突然食べたくなる日があり、聞かないメーカーの百円の小瓶を買います。
多少味は違うけど、やっぱり外せません。

6位です。おにぎりについて記しておきます。
私を頑丈に作り上げた母親のおにぎりはもう食べれません。
でもいいです。完璧に覚えています。食べまくりましたから。
私も自分で握りますが、今のところ再現できません。
実は再現を試みていません。。。あれはあれということで、と無意識に思っているのかなぁ。
あのおにぎりが、石川県特有なのか、母親SPLなのか、全く分かりません。
友達ん家のオニギリで「わっ!」と憧れたのは、全面海苔で真っ黒!これには本当に憧れました。
うちのは、腹巻形です。
あっ、おにぎり本体は三角形ではありませんよ。球でもありません。円です。コンビニにもありますね。
そういえば腹巻形の海苔のオニギリもコンビニにありますね。
そして興味深いのが、フィフティ・フィフティと言いますか、与党と野党と言いますか、おにぎりが4つあったら半分が海苔、残り2つが「とろろこんぶ」がまぶされています。
母親が死んでから、ずーっと食べてなかった。今思えば自分で作ればよかったのですが。。
去年、金沢駅中のコンビニでこの「とろろこんぶ」タイプが商品化されているのを見て、思わず店内で奇声を上げてしまいました。ちなみに買いませんでした。あれはあれなので。
さらにもう一つ「実は母親SPLだ」と思っているのが、混ぜる具に「刻んだ紅生姜」です。
書いていて口の中が高湿度です。これ大好き!
シソのふりかけの「ゆかり」を混ぜることが多かったです。
でも、極たまに来ます。
大げさな数字ではなく、10個握って5個シソ、5個紅ときたら、母親が腹巻orとろろを着せる前に掃討作戦に出て5個全滅させます。握っているそばから食べていました。

そして私は頑丈になりました。
お母さんの作戦も成功しました。

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