本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2009年1月25日日曜日

26冊目

ふまじめ介護 涙と笑いの修羅場講談

講談師・田辺鶴瑛

159ページ

介護に関係ない方にもオススメな本です。大変読み易く、将来くるかもしれない介護をのぞけます。

日経新聞の記事か広告で知った本です。記事を見て不思議と読んでみようとメモをとりました。

表紙にある通り、「本音」の本です。だから読み進んだと思います。
最近本を読んでおらず、今年に入り少しずつ時間を作ってリハビリしていた所です。
でも、この本は買ってすぐ引き込まれました。

私には要介護の父がいます。
しかし私は介護をしていません。私の姉が介護をしています。
しかも私は田舎を離れ東京にいるままです。
本を読む時間も頂いているものだと思います。
この本に出会い、読んでよかったと思います。姉にも勧めます。

著者の鶴瑛さんは、これまでに三人の介護をなさっておられます。
そんな鶴瑛さんの実体験とお考え、アドバイスがこの本には凝縮されています。
「1年間だから頑張っていきましょう!」の所には色々な衝撃を受けました。

親は偉大です。そして女性は偉大です。
私は母と姉と伯母を見てそう思います。

25冊目

のうだま やる気の秘密

上大岡トメ 池谷裕二

159ページ

好きな著者2人がタッグを組んで驚きました。即買い即読みです。
速読ではなく?あわてて、ガッついて読んでしまいました。(読み終わるの速かったです。。)
イラストも多く読みやすいので当然でしょうか。

この本の目的は、
「悪玉マンネリ化を退治するためのノウハウ」を伝えること、
「誰だってマンネリ化する」を伝えることです。

書いてあること全てを書きたいのですが、グッとこらえて厳選します。

「続ける」には、4つのスイッチを「自分の意思」で使うことです。
人間は生きるために飽きます。

私が暗唱したいなぁと思ったことを並べてみます。
ヤルから、ヤル気が出る。
身体を起こすから、起きる。
前傾姿勢で話しを聞くから、面白くなる。
キッチンに立てば、野菜を切り出す。
やる気が出ないなーと思ったら、出かける。
マンネリ化したなーと思ったら、場所を変えてみる。
もう止めたいなーと思ったら、ごほうびを与える。
思い込みが強いほど、その気になる。
友達を巻き込む。

読んでいて、身に覚えがあり笑ってしまいました。
気が乗らなくても、とにかくその場に行く。(よくスキー場で人が変わります。)
毎日メールで「今日はやりました」と報告しあう。(去年のマラソン参戦の時がまさにそう!)

へぇ~って言うことがありました。試してみます。
4つの時間を決める。
朝起きる時間
勉強を始める時間
晩御飯の時間
寝る時間

本当に読んでよかった本です。

2009年1月22日木曜日

24冊目

ちょっとした勉強のコツ

外山滋比古

220ページ

プレッシャーは作らないようにしたいです。
そうは言っても発生します。コントロール不能です。
でも、頭に上手く働いてもらうコンディショニング作りはコントロールできます。
この本は、「具体的にできること」が書いてあります。

最初に、勝つための心構えがあります。
・腹を立ててはダメ
・落ち込んではダメ
・悲しいとダメ
・得意になってはダメ
・喜んではダメ
・勝とうと熱くなってはダメ
心楽しむ状態が最高。

勉強のコツのキーワードは、朝、反復(目口手)、集中、歩く、ほめる、ライバル、立つ。

早速、始めてみました「朝飯抜き」。

始めてみたいものは「立つ」「暗めの照明」「メトロノーム」「時間と競争」「昼食会」「深呼吸」「10分間に何ページ」「やること」。

全5章、38項目ありました。近い内容もあります。でも、やってみたいものが思ったよりたくさんありました。読んでよかった本です。

2009年1月13日火曜日

23冊目

武士道  まんがで読破

新渡戸稲造/バラエティ・アートワークス

190ページ

読破一日、まとめ二日

読書が2ヶ月もできなくなった時、「まんが」は引き金になりました。
まんがは読み易く、タイトル「武士道」もカキーンときました。

読む目的は、起死回生のため。
また、武士道の初歩を知るためです。
結果として、目的に成功したので今ブログの中に居ます。

さて、偉大な人たちの原動力は「武士道」であると見られている。
我々の使命は、「武士道」というこの遺産をを守り、「未来へとつないで行く」ことである。
『武士として正義を貫く!』ことを伝えていく。

武士道の道徳律は、義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義の7つ。
義とは、人間としての正しい道。正義。
『打算や損得を超越し、自分が正しいと信じる道を貫く。』

勇とは、勇気。勇気とは正義を敢然と貫く実行力である。
勇気の精神的側面は冷静さである。
「勇」をまっとうするためには、肉体的強さが不可欠である。
文武両道を追求する。

仁とは、思いやりの心のこと。
優しさはときに裏切られることもあるが、仁の力を疑う者は薪についた大火を茶碗一杯の水で消せないと思うようなもの。

礼とは、他者に対する優しさを型として表したもの。
礼の作法も気持ちがこもってなければ、型をなぞっただけのワザとらしいものになる。

誠とは、言ったことを成すこと。
嘘をつかない。ごまかさない。

名誉とは、自分に恥じない高潔な生き方を貫くこと。
「名誉」は外聞や面目の言葉で表されるが、裏を返せばすべて「恥」を知ることである。
「恥」は道徳意識の基本である。

忠義:主君の間違った考えに対して、本物の武士は命をかけて己の気持ちを訴えた。
「忠義」とは強制ではなく、自発的なものである。
あくまでも己の正義に値するものをに対して忠義を誓った。

『どう美しく死ぬか』を追求したが、それは同時に『何のために生きるか』という哲学に帰着する。

花は桜木、人は武士。

この本を読んで、自分を取り戻した気がします。。。

2009年1月9日金曜日

起死回生


2ヶ月が経ちました。
いろいろ考えていました。
これも人生です。
ときどき読書以外のお話を織り交ぜます。
実は22冊目の後、1冊目に戻りました。
22冊目の影響も当然あります。
今2ヶ月目です。
たまに「絶対」を破ります。
この本の実行はとても辛いです。。。
優れた人と、そうでない人は何が違うのでしょうか?
そんな事を考えています。
例えば、優れた人はいつ勉強しているのだろう?
1日24時間、7時間いや5時間を睡眠に充てます。
残り19時間。サラリーマンが会社に9時間、さらに3時間残業で12時間拘束されます。
残り7時間。往復の通勤を2時間。もちろん「スキマ時間を勉強に充てます」。
夕食1時間、入浴1時間、朝新聞等1時間、朝読書1時間、夜読書1時間。
読書の時間を考える時間に変更したりします。
でも、ビッシリな感じを受けます。
こんな私が英語のトレーニングを始めました。最低2時間を消費しています。
読書時間はゼロになってしまいました。
だから優れた人とそうでない人が存在するのでしょうか。
速読が人気商品なのも当然です。でも速読は奥が深いと思います。皆伝は険しいです。
一方、速読が縁で楽しいこともいっぱいあります!
この本!タイトルに運命を感じました!
まだ読んでいません。。。