小論文トレーニング
貝田桃子
206ページ
3時間(2日間)
「書く」ことが上手になりたくて、オススメのこの本を買いました。
この本は、学校の先生(国語の)が中学・高校生向けに「書く」ための「書き方」を書いたものです。
例として学校生活での出来事や教師と生徒のやり取りがたくさん出てきます。
著者は、「作文・小論文の勉強を一から始めたい」人のために書いたそうです。
読後「今まで書くことが苦手だと思っていたけど、思い込みだったなぁ。得意かもしれない。」と思えるかもしれない。
取り組めそうなものから是非やってみてください、と言ってます。
また、「悩みながら書くこと」が人生そのものではないかとも言ってます。
小論文は「考える力」と「表現力」を鍛えることになります。
文章を書くには、第一に「考える力」が必要です。
第二に、考えたことを整理する「表現力」が大事です。
私がこの本を読んで一番惹かれたのは、書く前段である「考える力」をつける具体的なヒント、楽しみながら少しずつ毎日続けられるものとして、いくつか方法を挙げている部分です。
・映画、小説、エッセイで「こんな言葉で自分の感情を表現してみたい」という文章や台詞を書き写す。
・詩のように、長い文章でなくても自分の考えや生き方を深める言葉を見つける。
・たくさんの言葉に出会う。
・新聞に投稿してみる。
・足を運んで、人と会って、お話ししてみる。
・いろんな仕事人の話を読んでみる。
・今、考えていること、悩んでいることをどんどん話したり、書いたりしてみる。
(ん?先日書いたことも当てはまるのかな?)
他にも気になったところがありました。
一つの課題について、要領よくパッと答えを出してしまうのではなく、ジトーッと悩みながら考え抜くことが「考える力」の訓練になる。
ふんふん。。今まで筆が止まってイライラしてたけど、それはそれでよかったんだと思うと楽になってきました。
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