本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2009年3月12日木曜日

師匠

いつぞやのR25にいいことが書いてありました。内田樹。

『でもね、横にいる他人なんか見てもしょうがないんですよ。』
『本当に見るべきなのは自分自身でしょう。』
『自分自身がきちんと前に進んでいるのかどうか、それだけでしょう。』
『自分の成長を目指している人は、他人のことなんか関係ないんです。』
『昨日の自分と比べてどうか、ということだけなんですから。』

向上心と競争心はまったく別物です。
『向上心に他人は関係ないんです。』

明らかに適切に生きている人を捜して、その人の弟子になる。
自分が圧倒的に未熟であることを知る。(自分に足りないことと未熟さは違う)
未熟さとは、自分に何かが足りないけれど、何が足りないのかわからないこと。
師匠とは、自分が何だかわかっていない未熟な部分を指摘して補ってくれる人。

どうしていいかわからない出来事を何とか切り抜けていくのが大人。
どうしていいかわからないのが子ども。

自分の身に起こる悪いことは絶対に考えちゃいけない。
強く念じたことは、それがプラスでもマイナスでも必ず実現する。
『取り越し苦労はするな』
最悪の事態を考えて準備すると、大体そっちに舵を切る。
想定外の幸福より、想定内の不幸の方が好きなのか。

新しい人と出会って、新しいことを経験して、自分自身がガラッと変わって、生活空間も交友関係も変化して、目の前の霧が晴れるように、すごく楽しいことが起こるんじゃないか、という風に思いましょう。


初めて読んだ時、これだっ! と思いました。
ページを切り取ってしばらく持ち歩いていました。
今日、ここに書いて本当にホッとしました。(鶴)
手帳に書き写してしばらく眺めたいと思います。

ちなみに、調子に乗って本屋で内田樹の本を手に取りました。
私にはまだ早いかな。。

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