本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2011年7月21日木曜日

アッパッパー

何十年ぶりだろー!この言葉に再会したのはー!!

新聞コラムに見つけたときは、本当にビックリしました。本当に。

子供の頃、亡母によく言われた言葉です。
叱られる時によく耳にしました。
石川県の昔の方言かと思ってました。
なので、コラムの著者の出身地を調べたくらいです。静岡県。。。
新聞が全国紙なのでまさかとは思いつつ、しかし人間に小さな誤りはあることだし、等々いろいろ考えて。。

再会の状況はこうです。
あの頃の夏は本当に暑かった。
父は楊柳のステテコ、祖母はじゅばんをしどけなくはだけ、母はアッパッパーと称するワンピース一枚、兄や私はプール通いで真っ黒になった手足をむき出しにして、。。。。

当時の状況はこうです。
(小生が不良やパンクに憧れてそんな服装をしていると。。。)
「なにアッパッパーな格好しとんの!ちゃんとしなさい!」

いやぁー、本当に懐かしい!!

あの声がまた聞きたくても、あの小言をまた聞きたくても、あの口げんかをまたしたくても、二度とできない。
親ってそんな存在です。
当時はうっとおしかった。
いることが当たり前と脳が判断していたのでしょう。
でもいつかいなくなる。
いる間に飽きずに懲りずに思う存分、小競り合いをしましょう。
今しかできませんから。
口げんかして何が悪いの。

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