本来無一物、無一物中無尽蔵

日々是好日

2009年12月12日土曜日

48冊目

貧乏のススメ

齋藤孝

222ページ

貧乏の力で能力を高めようという内容ですが、私はそれよりある部分にだけ興味を持ちました。

本来のテーマは、貧乏は「時間がある」ので一つのことを深く体験できる、学べるというところです。
その中で、コンビニや100円ショップは止めましょうというところも面白かったです。

私が興味を引かれた一部分とは、「感情に走らない」という項でした。
ここは特に貧乏とは関係ない話しなのですが、先生である著者が若者達へメッセージを送っているところです。
ここで私はヒットしてしまいました。まさに、
『オレは幼稚だ。直さなきゃいけない。』

幼児性な精神を改め、社会性のある人間に生まれ変わらなければ。
今がその時だ。

まず、社会性を獲得することに重点を置きます。
仕事にモデルのようなものを持ち、感情で仕事をしないという信念を持つ。
と、ありますが「モデルのようなもの」がまだイメージできていません。。
だけど、この「信念」に没頭しようと気持ちを180度切り替えたい。

感情を上手くコントールしなければなりません。
これは大変です。。
「自分の気分」と「外へ出すもの」を区別しなければならない。
と、ありますが大変です。。

どうやら私が社会性を獲得するためには、簡単なところから始めなくてはならないようです。
・時間、約束を守る。
・敬語を使える。
・キレない。
・すぐに一杯一杯にならない。
・用事を頼まれてもプンプンしない。
・泣かない、騒がない、ムカつかない。
・自分のリクエストしたものでなくても機嫌を悪くしない。
・会社を休むという選択肢はないものと思う。(ただ会社へ自分の身体を持っていくと考える)

最後に、気持ちの良かった部分を書いておきます。
『勉強にはお金も才能も要らない』
『勉強は歩くことと同じ運動』
どぉでしょう。

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