上達の法則 効率のよい努力を科学する
岡本浩一
235ページ 全6章
3時間
以前に購入した本です。
当時、勉強を続ける方法、すなわち如何に楽に勉強するかを考えていました。もちろん今も。
その時に何冊かオススメ本を買いましたが読まずにいました。。。
最近、何かのキッカケで「勉強シリーズ」が始まりました。
買い置きを勧める本がありましたが、まさにそのパターンでしょうか。
この本は、「何故もっと早く読まなかったんだろう?」と思うほど的を突いた内容でした。
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上達には法則がある。近道ではなく法則がある。努力の効率がよいと。
また、上達への思いは人との奇縁をも豊かに人生にもたらすと。
それは、師匠との出会い、兄事の相手との出会い、ライバルとの出会い、この人と出会えたからこそ自分はここまで来られたという奇縁である。
このような出会いもまた人生のロマンの一つであると。
いいでしょう、この感じ!
「上達」とは、車の運転をイメージすると分かりやすい。
「上達した人」は、技能のコツを言葉(メタファ)で表現できる。
将棋の名人がある人の着手が迫力に欠いていたのを『二階から目薬を差すような手』と強烈なメタファを言った。
この感じ、好きです!
初心者から中級になるには、
・まず始める
・入門書を読む
・ワクワクする瞬間:「刺激が心に訴えかけてくる」現象を捉える
・頻度を決める
・学習の場を決める
・自分の得意を見つける←これ重要と思います!
中級から上級になるには、
・得意なものにこだわる(まねる、繰り返す、暗唱する)
・ノートをとる
・概論書を読む
・理論書を読む
・イメトレをする
・達人と直接会う、話す、レッスンを受ける←来たぁ~!
・他者、類似、歴史に関心を持つ
・辞書を買い手元に置く
スランプの対策には、
・「飽きた」「疲れた」状態⇒気分転換、休息
・停滞期の状態⇒『後退していなければ前進している!!』と言い聞かせる←これですね!
・知識と技能のギャップ⇒繰り返し練習する
・自分の評価と技能のギャップ⇒割り切る
最後に、上達を極める10のステップ(★印は私のチェックです)
・反復練習★
・評論を読む
・感情移入する★
・大量の暗記暗唱★
・マラソン的な鍛錬★
・少し高い買い物をする★
・独自の訓練方法を考える
・特殊な訓練法を着想するプロセス
・独自の訓練から基本訓練に立ち返る
・何もしない時期を活かす★
色々なことに使える方法論だと思います。
例えば私の場合は、バッジテスト、英会話、マラソン、新たにタイピングでしょうか。
タイムリーに読めて本当に良かった本です。
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